2013年3月28日

小松屋さん

このところ城ネタが続いたので、ちょっとひと休み。

春めいた陽気のある休日。用事で街に出てふらふらしたあと、ちょうどお昼時になったのでどこに行こうかな~と思案して・・・

でも、飯能の町もあまり大きくもないので、そうそうグルメネタも転がっているわけでもなく、あっちも行ったよね、こっちもブログでは紹介したよね、と考えあぐねてしまいました。

で、どうしようかなぁ~と街中を車を走らせていたら、ふと眼に飛び込んできたのがこちらのお店。



飯能は市街地を東西に旧国道299号線が走っていて、駅からの南北の通り(中央通り)とともに街の中心となっています。

その表通りから「仲町」という交差点を北に曲がった細い通りに面して、ちょっと風情のある古そうな(昭和っぽい?)お米屋さんがあったんですが・・・

看板に大きく書かれているのは「手打ち そばうどん 小松屋」。

へ?お蕎麦屋さん?

でも、通りに面しているのはどうみても、お店の中に並んでいるものも、やっぱり米穀店。

お蕎麦屋さんはどこだ~?と探してみると・・・



お店の脇に、小料理屋さんにでも入るような、これまた風情のある入り口が。




これがお蕎麦屋さん?

「お米屋さん」の前に車を停めて、恐る恐る門を潜って奥へと入っていくと、その昔使われていたと思われる井戸を中心に和風の庭と、その庭に面した玄関が出現。

その玄関にかかっている暖簾に「小松屋」
おお!これがお蕎麦屋さんですか~!

格子戸を開けて中に入ると・・・




もとは表のお米屋さんの店蔵だったのを改装したんだろうな~という感じの、高い天井と太い木の梁の部屋の真ん中に、大きな木のテーブルをカウンター風に座れるように置いてあって、BGMにジャズが流れる、おしゃれな喫茶店風のお店になっていました。

この建物、築100年なんだそうです。

また、その部屋の外側は入るときに通った和風のお庭に面したカウンター席になっていて、お庭を見ながら食事ができます。

でもメニューはお蕎麦とうどんです。
しかしながら、これまたご主人のこだわり満載。そば粉は国産で作り置きはしないのだそうです。

手打ち蕎麦の三大原則は「ひきたて・うちたて・ゆでたて」なんだそうですが、ご主人ひとりで
この原則を守ってそばを打つには限界があるので、平日しか営業してません。

喫茶店のようなゆーったりとした空間でいただくお蕎麦。
平日だからゆったりしてるのかもしれないけれど、仕事があるとなかなか来れないのが玉にキズですが、またちょっとお気に入りのお店に出会ってしまいました(笑)

自分が住んでいる街のはずなのに、なかなか奥が深いなぁ・・・

飯能 小松屋 http://www.hannomusubi.net/index.php/keyword/hanno-eki/73



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